「双子は2倍大変だね」とよく言われます。
でも、実際に双子育児をしていると「2倍どころじゃない」と感じる瞬間が何度もあります。
それは、2人が同時に影響し合い、状況が一気に悪化していくから。
そんな双子育児特有の現象を表した言葉が
Twin Escalation Syndrome(双子エスカレート症候群/TES)です。
目次
双子育児は「2倍」ではなく「掛け算」になる
双子育児の大変さは、単純に作業量が2倍になることではありません。
問題は、1人の行動や感情が、もう1人に連鎖すること。
1人が泣く
→ もう1人も泣く
→ 親の余裕がなくなる
→ 抱っこが遅れる
→ さらに泣く
このように、状況がエスカレートしていく構造があります。
双子エスカレート症候群(TES)とは?
双子エスカレート症候群(TES)とは、
双子の行動や感情が影響し合い、状況が急激に悪化していく現象を指します。
医学的な正式名称ではありませんが、
多胎育児をしている人なら「あるある」と感じる場面ばかりです。
なぜエスカレートするのか
- 泣き声が互いの刺激になる
- 親が同時対応できない
- 1人を待たせる時間が必ず発生する
- 親の焦りや疲労が伝わる
👉 悪循環が一気に回り始める
よくある具体例
- 片方を寝かしつけている間に、もう片方が起きる
- 1人のオムツ替え中に、もう1人がギャン泣き
- 外出先で同時に泣き出して身動きが取れない
「どちらかを優先する=どちらかが泣く」
これが双子育児の現実です。
TESが起きやすいシーン
- 寝かしつけ
- 授乳・ミルク
- ワンオペ育児
- 外出・移動中
特に転勤族・頼れる人がいない環境では、
この症候群を感じやすくなります。
双子エスカレート症候群との向き合い方
TESは「防ぐもの」ではなく、
起きて当たり前のものとして考えるのが楽です。
- 同時に泣いても「仕方ない」と割り切る
- 完璧な同時対応を目指さない
- 今日はどちらか1人が満足できればOK
- 泣かせた自分を責めない
双子育児で大事なのは、
状況をコントロールしようとしすぎないことです。
まとめ
双子育児が大変なのは、親の能力不足ではありません。
双子ならではの「エスカレート構造」があるから。
もし今つらいと感じているなら、
それはあなたがちゃんと向き合っている証拠です。