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【体験談】双胎間輸血症候群(TTTS)とは?自覚症状はある?妊娠22週で手術を受けました

一卵性の双子を妊娠した方なら、一度は**「双胎間輸血症候群(TTTS)」**という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

私も双子を妊娠してすぐに、一絨毛膜性双胎の場合は特に注意が必要な病気のひとつとして説明を受けました。

そして実際に、妊娠22週で双胎間輸血症候群を発症し、手術を受けた当事者です。

この記事では、

・双胎間輸血症候群(TTTS)とは何か
・実際に私が感じた自覚症状
・診断から手術までの流れ

を、体験談ベースで詳しくまとめます。

同じように不安を感じている方の参考になれば幸いです。


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双胎間輸血症候群(TTTS)とは?

双胎間輸血症候群とは、一絨毛膜性双胎(胎盤を共有している双子)にのみ起こる病気です。

胎盤には多くの血管があり、へその緒を通して、

  • お母さん → 赤ちゃんへ栄養や酸素を送る
  • 赤ちゃん → お母さんへ老廃物を戻す という働きをしています。

実はこの胎盤の中で、双子同士も血管でつながっていることがあります。 このつながった血管を**「吻合血管(ふんごうけっかん)」**といいます。

なぜ双胎間輸血症候群が起こるのか

本来、双子の間では血液がある程度バランスよく行き来しています。 しかし何らかの原因でこの血流のバランスが崩れると、

  • 一方の赤ちゃんに血液が過剰に流れる
  • もう一方の赤ちゃんに血液がほとんど流れなくなる

という状態になります。

この血流の偏りによって発症するのが、**双胎間輸血症候群(TTTS)**です。

受血児と供血児の違い

TTTSを発症すると、双子は次のような状態になります。

受血児(血液を多く受け取る赤ちゃん)

  • 血液量が多くなり、心臓に負担がかかる
  • 尿量が増え、羊水過多になりやすい

供血児(血液を十分に受け取れない赤ちゃん)

  • 血液・栄養が不足し、発育が遅れる
  • 尿が出にくく、羊水が極端に少なくなる

私の場合、供血児は羊水がほとんどなく、 羊膜が体に張り付いて動けない状態でした。

エコー上では、

サランラップが体に張り付いているような状態

に見え、素人目でも明らかに異常だと分かるほどでした。

私が双胎間輸血症候群と診断された時(妊娠22週)

診断の決め手となるのは、羊水量の差です。

診断基準(目安)

  • 供血児:羊水最大深度 2cm以内
  • 受血児:羊水最大深度 8cm以上

※両方を満たした場合に、TTTSと診断されます。

私の場合はこの基準を満たしており、 すぐに手術可能な医療機関への紹介となりました。

双胎間輸血症候群の治療|胎児鏡下レーザー凝固術

TTTSと診断された場合、行われる治療が 胎児鏡下レーザー凝固術です。

手術の条件(一例)

  • 妊娠27週未満
  • 破水していない
  • 重い合併症がない

私の場合、

  • 疑い判明 → 翌日紹介先受診
  • その翌日入院
  • さらに2日後に手術

という、かなり急なスケジュールでした。

手術中、モニターでお腹の中の赤ちゃんの姿を見せてもらいました。 暗い羊水の中で、まだ半透明な小さな足が見えた瞬間は、今でも忘れられません。

手術ができる病院について

双胎間輸血症候群の手術は、 全国どこの病院でも受けられるわけではありません

私自身は、実家から通える 大阪母子医療センターで手術を受けましたが、 通院には片道約2時間かかりました。

※手術実施施設や条件は変更される可能性があります。最新情報は必ず医療機関でご確認ください。

【体験談】私が感じた双胎間輸血症候群の自覚症状

症状の感じ方には個人差がありますが、 私が診断前に感じていた違和感をまとめます。

急にお腹が大きくなった

「双子だからかな」と思っていましたが、 手術後、お腹は一回り小さくなりました。 → 羊水がかなり多かったようです。

異常なお腹の張り

5分歩くと立ち止まらないといけないほど張っていました。 手術後は、この張りがかなり軽減しました。

片側の胎動を感じなくなった

検診の2〜3日前から、右側の胎動をほとんど感じなくなりました。

「よくあること」と言われ安心していましたが、 エコーでは供血児が動けず張り付いている状態でした。

双胎間輸血症候群を乗り越えたその後

双胎間輸血症候群と診断されたときは、正直「この先どうなるの?」と不安でいっぱいでした。

でも今、双子は元気に小学生になっています。

もちろん双子育児は大変なことも多いですが、それ以上にかけがえのない毎日です。

もし今、不安な気持ちでこの記事を読んでいる方がいたら、
「その先にはちゃんと日常がある」ということを伝えたいです。

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まとめ|母の「違和感」は大切

妊娠は、感じ方も状況も人それぞれです。

それでも、

  • いつもと何か違う
  • 理由は分からないけど不安

そんな小さな違和感があったら、 迷わず医療機関に相談してほしいと思います。

私は、

定期健診があと1週間遅れていたら…

と思うと、今でもぞっとします。

インターネットで多くの情報が得られる時代ですが、 母親の感覚はとても大切だと、身をもって感じました。

双子妊娠は不安も多いですが、 元気な赤ちゃんが生まれてきますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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