この記事でわかること
- 双子妊娠中に実際に起きたトラブルの種類と時期
- それぞれの症状・経過・回復までの流れ
- 入院中のリアルな気持ちと環境
双子妊娠は母体への負担が大きい
妊娠中はホルモンバランスや体の変化によって、さまざまなマイナートラブルが起こります。特に双子妊娠(多胎妊娠)の場合、お腹の中で2人分の赤ちゃんを育てるため、子宮の大きさも体への負担も単胎妊娠とは異なります。
私自身は単胎妊娠の経験がないので比較はできませんが、振り返ってみると妊娠期間中のトラブルはかなり多かったと感じています。
この記事では、実際に経験したマイナートラブルを「いつ起きたか・どんな症状だったか・いつ治ったか」の軸でまとめました。同じように不安を感じている方の参考になれば幸いです。
トラブル① 双胎間輸血症候群(TTTS)|妊娠21週
一卵性双子を妊娠している方なら、一度は耳にする病気が**双胎間輸血症候群(TTTS)**です。
一卵性双子は胎盤を共有しているため、血流のバランスが崩れると赤ちゃん同士の成長に大きな差が生じることがあります。早期発見・早期対応がとても重要な病気です。
私の場合の経過はこうでした。
- 妊娠21週で診断
- 妊娠22週で手術
- 約2週間入院
詳しい経過や自覚症状、手術の内容については下の記事にまとめています。
【体験談】双胎間輸血症候群(TTTS)とは?自覚症状はある?妊娠22週で手術を受けました
トラブル② むくみ|妊娠24週〜出産直前
もともと足がむくみやすい体質でしたが、妊娠24週頃から徐々に悪化していきました。
症状のピーク(35週頃):
- 足首が完全になくなり、象のような足に
- 靴が履けない状態
- だるさや痛みはなく、見た目だけが別人のよう
むくみ防止タイツを試しましたが、あまり効果は感じられませんでした。
入院のきっかけになったのもむくみでした。出産直前の健診でむくみの悪化が確認され、そのまま入院となりました。
出産後: 産後2〜3週間で驚くほどすっきり。足首が戻ってきたときは、「痩せた?」と錯覚するほどでした。むくみが戻るとこんなにも足が変わるのかと、出産後の変化に一番驚いたトラブルでもあります。
トラブル③ 胎児発育不全(疑い)|妊娠28週〜31週
妊娠31週の健診で、次女の体重増加が2週連続で止まっていることがわかり、経過観察のため入院となりました。
入院中の様子:
- 入院期間:約3週間
- 毎日NSTで心拍を確認
- 少しずつ体重増加が確認でき、無事退院
この入院はすでに里帰り中だったこともあり、夫は一人暮らし経験があったので生活面での心配はほとんどありませんでした。上の子がいなかったことも、動きやすかった理由のひとつです。
もし上に子どもがいる状況だったら、誰かに助けを借りないと難しかったと思います。双子妊娠中の入院リスクは比較的高いので、上の子がいる場合は早めにサポート体制を考えておくことをおすすめします。
入院中の気持ち: 正直なところ、家にいるよりも安心感がありました。NSTや検診の頻度が上がるぶん、赤ちゃんの状態をこまめに確認してもらえる。「何かあってもすぐ対応してもらえる」という安心感は、何にも代えがたかったです。
月をまたいだ入院だったため費用は高額になりましたが、それ以上の安心を買えたと思っています。
トラブル④ 手根管症候群|妊娠29週〜産後1ヶ月
妊娠中に初めて知ったのが**手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)**です。
手根管症候群とは? 手の神経(正中神経)が圧迫されることで、しびれ・痛み・感覚異常が起こる症状です。妊娠によるホルモン変化やむくみが原因で発症することがあります。
私の症状:
- 夜中に手のしびれと痛みで目が覚める
- 小指以外の感覚が鈍くなる
- 物を持つのがつらい
入院中だったため、産科から整形外科へ相談し、装具で対応しました。
出産後、痛みはすぐに消えましたが、指先のしびれは産後1ヶ月頃まで続きました。生まれたばかりの子どものほっぺを触っても感覚が薄かったこと、それが一番つらかったです。
よくある質問
双子妊娠のマイナートラブルは単胎より多い? 個人差はありますが、母体への負担が大きい分トラブルが起きやすい傾向はあると言われています。私自身は単胎の経験がないので直接比較はできませんが、妊娠期間中のトラブルは多かったと感じています。
むくみはいつ頃治る? 個人差がありますが、産後2〜3週間で大きく改善することが多いようです。私は出産後に驚くほど足がすっきりしました。
入院になったとき、上の子はどうすればいい? 双子妊娠は入院リスクが比較的高いです。上の子がいる場合は、早めに夫・実家・義実家などのサポート体制を整えておくことを強くおすすめします。「いざとなれば頼める」という安心感が、妊娠中の心の余裕にもつながります。
手根管症候群は妊娠中でも治療できる? 妊娠中は使える薬が限られるため、装具での対応が中心になります。産後は自然に改善するケースが多いので、まずは担当医に相談してみてください。
まとめ|「なんかおかしい」は迷わず相談を
双子妊娠中のトラブルは人それぞれですが、母体への負担が大きい分、体の変化には敏感でいることが大切だと実感しました。
ネットで調べることも大切ですが、「いつもと違う」「なんかおかしい」と感じたら迷わず医師や助産師さんに相談してください。
早めに動くことが、自分と赤ちゃんを守ることに直結します。