双子のベビーカーを探し始めると、まず悩むのが、「横型と縦型、どっちがいいの?」ということではないでしょうか。私も双子が生まれる前、双子用ベビーカーを探していてとても悩みました。
横に2人並んで座る「横型」。
前後に2人が座る「縦型」。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、「双子ならこっちを選べば正解!」とは一概に言えません。
大切なのは、自分たちの生活スタイルに合っているかどうかです。
この記事では、実際に双子育児で横型の双子用ベビーカーを使った私が、
- 横型と縦型の違い
- それぞれのメリット・デメリット
- どんな家庭に向いているか
- 購入前に確認しておきたいこと
- 双子用ベビーカー選びで後悔しないポイント
をまとめました。
これから双子用ベビーカーを選ぶ方の参考になれば嬉しいです。
双子用ベビーカーは「横型」と「縦型」がある
双子用ベビーカーは、大きく分けると
横型(横並びタイプ)
と
縦型(前後タイプ)
の2種類があります。
それぞれ特徴がかなり違うので、まずは簡単に比較してみます。
| 横型 | 縦型 | |
|---|---|---|
| 子どもの座り方 | 横並び | 前後 |
| 横幅 | 広め | 比較的狭い |
| 奥行き | 比較的短い | 長め |
| 2人の様子 | 確認しやすい | 前後で差がある |
| 狭い通路 | 苦手な場合も | 比較的通りやすい |
| 改札 | 幅の確認が必要 | 通りやすい傾向 |
| 2人同時のお世話 | しやすい | 場合による |
| 折りたたみ | 商品による | 商品による |
ただし、同じ横型・縦型でも商品によってサイズや仕様は違います。
なので、「横型だから○○」「縦型だから○○」と決めつけず、最終的には商品のサイズや使い方まで確認することが大切です。
横型双子用ベビーカーのメリット
まずは、2人が横に並んで座る横型タイプ。
私が実際に使っていたのも、この横型でした。
2人の様子を同時に確認しやすい
横型の大きなメリットは、2人が常に横に並んでいること。
ベビーカーを押しながら、
「ちゃんと寝てるかな?」
「何か食べてる?」
「2人とも大丈夫かな?」
と確認しやすいです。
双子の場合、2人を同時に見ないといけない場面が多いので、これは結構安心感がありました。
2人を同時にお世話しやすい
横並びなので、2人に同時に手が届きやすいのもメリット。
例えば、
- お茶を渡す
- おやつを渡す
- ブランケットをかける
- 靴や帽子を直す
など、ちょっとしたお世話がしやすいです。
双子を連れてのお出かけでは、「ちょっとしたこと」が2人分になるので、こういう使いやすさは意外と大事でした。
双子が同じ景色を見られる
2人が横並びなので、基本的に同じ景色を見ながら移動できます。
双子が少し大きくなってくると、
「見て!」
「電車!」
「犬いた!」
など、2人で同じものを見て楽しむことも増えてきます。
横型なら、そんな双子のやり取りも見ていて楽しいです。
横型双子用ベビーカーのデメリット
もちろん、横型ならではのデメリットもあります。
横幅が広い
一番気になるのはやっぱりこれ。
横型なので、どうしても横幅があります。
自宅の玄関や廊下、エレベーター、スーパーなど、「ここ、通れるかな?」と気になる場所が出てきます。
ただし、横型でも横幅は商品によって違います。
例えば、エアバギーのココダブルは横幅71.5cm。
「横型=ものすごく大きい」とは限りません。
とはいえ、購入前には必ず実際のサイズを確認しておくことをおすすめします。
狭い通路では動かしにくいことがある
スーパーの狭い通路や、混雑した場所などでは、横幅が気になることがあります。
「ベビーカーが通れるか」だけではなく、「通ったあとに方向転換できるか」まで考えておくと安心です。
けんかになる事がある
横並びのベビーカーだと双子同士の距離が近いので、喧嘩になることがあります。
おもちゃの取り合いや小競り合いをよくしていました。
縦型双子用ベビーカーのメリット
次は、2人が前後に座る縦型タイプです。
横幅を抑えやすい
縦型の一番のメリットは、やはり横幅が比較的コンパクトなこと。
横型ほど横に広がらないので、
- 狭い通路
- 店内
- 改札
- エレベーター
などで使いやすい場合があります。
特に、普段から電車や公共交通機関を使う家庭では、横幅はかなり重要なポイントになります。
狭い場所を通りやすい
横幅が広くない分、「横型ではちょっと厳しいかな」という場所でも通りやすいのが縦型のメリット。
自宅周辺の道が狭かったり、よく利用するお店の通路が狭かったりする場合は、縦型も検討してみる価値があります。
縦型双子用ベビーカーのデメリット
奥行きが長くなる
横幅がコンパクトになる一方で、前後に長くなります。
そのため、「横幅が狭いから絶対に使いやすい」わけではありません。
曲がるときや方向転換するときなど、前後の長さが気になることもあります。
2人の位置が同じではない
前後に座るため、2人の位置が違います。
商品によっては、
「前の席はこの月齢から」
「後ろの席はこの月齢から」
というように、使用条件が異なる場合もあります。
双子の場合は、2人とも同じタイミングで安全に使えるのかを必ず確認しましょう。
横型と縦型、どっちを選べばいい?
ここまで読むと、「結局どっちがいいの?」と思いますよね。
私が思うのは、
「双子だから横型」でも「双子だから縦型」でもなく、生活スタイルで決めるのが一番」
ということです。
例えば、こんな感じ。
徒歩でのお出かけが多い → 走行性を重視
毎日のようにベビーカーで買い物や散歩に行くなら、「押しやすさ」を重視したいところ。
双子2人を乗せるとかなりの重量になるので、ベビーカー本体の重さだけでなく、実際に2人を乗せた状態で押しやすいかを考えましょう。
電車に乗ることが多い → 横幅をチェック
電車移動が多い家庭なら、ベビーカーの横幅は特に重要。
「駅を利用するから縦型」
と決めるのではなく、候補にしているベビーカーの実際の幅を確認しましょう。
よく利用する駅の改札やエレベーターの幅を測っておくと安心です。
車移動が多い → 折りたたみサイズをチェック
車中心の生活なら、「横型か縦型か」以上に、車に積めるかどうかが重要になります。
ベビーカーを広げたときのサイズだけでなく、折りたたんだときのサイズ・重さ確認しましょう。
「ベビーカーは折りたためるけど、トランクに入らない」
「重くて乗せたり降ろしたりするのがストレス」
ということになったら困ります。
マンション暮らし → エレベーターと玄関を確認
マンションなら、
- 玄関
- 廊下
- エレベーター
のサイズを確認しておくのがおすすめ。
特にエレベーターは、入口の幅だけでなく、中で方向転換できるかまで考えておくと安心です。
玄関が狭い → 収納場所まで考える
意外と忘れやすいのが、「使っていないとき、どこに置く?」という問題。
双子用ベビーカーは1人用より大きくなるので、「玄関に置けばいいや」と思って購入すると、思った以上に場所を取ることがあります。
購入前に、「折りたたんでここに置く」という場所まで決めておけると安心です。
双子用ベビーカーを選ぶときに確認したい7つのポイント
横型・縦型が決まっていなくても、次の7つを確認しておけば失敗しにくくなります。
① 横幅
まずは本体の横幅。
自宅だけでなく、
- エレベーター
- 改札
- スーパー
- 病院
- よく行くお店
なども確認しましょう。
② 本体重量
双子用ベビーカーは、子ども2人を乗せるのでかなり重くなります。
「持ち上げられる重さか」だけでなく、「2人を乗せた状態で押しやすいか」で考えるのがおすすめです。
③ 折りたたみ後のサイズ
車に積む場合は必須。
車種によってトランクの広さは違うので、ベビーカーの折りたたみサイズと車の収納スペースを実際に確認しておきましょう。
④ 対象月齢
双子用ベビーカーの場合、ここは特に重要です。
「新生児から使える」と書いてあっても、商品によって仕様が違います。
双子2人とも同じ条件で使用できるのか、リクライニングはどうなっているのか、を確認しましょう。
⑤ シートの仕様
2人分のシートをそれぞれ調整できるかどうかもチェック。
双子でも、「片方は寝ているけど、もう片方は起きている」ということは普通にあります。それぞれのシートを個別に調整できると便利です。
⑥ 荷物入れ
双子とのお出かけは荷物も多くなります。
おむつ、おしりふき、着替え、水筒、おやつ……。
さらに買い物をすることもあります。なので、「双子が乗れるか」だけでなく「荷物をどれくらい載せられるか」も見ておきましょう。
⑦ 実際に押してみる
可能なら、購入前に店舗で実際に押してみるのがおすすめ。
できれば、子ども2人を乗せた状態を想像して操作してみること。
チェックしたいのは、
- 曲がりやすいか
- 小回りできるか
- 段差を越えやすいか
- ブレーキは使いやすいか
- 折りたたみやすいか
- 持ち上げられるか
などです。
ネットでスペックを見るだけでは分からない部分もあります。
双子用ベビーカーは「軽さ」だけで選ばない
双子用ベビーカーを探していると、「できるだけ軽いものがいい!」と思ってしまいますよね。
もちろん軽さは大切です。でも、私は軽さだけで決めるのはおすすめしません。なぜなら、双子2人を乗せた状態では、思ったよりも重くなり、本体だけで押した時とは、押しやすさが変わるから。
例えば本体が数kg軽くても、「押しにくい」「段差を越えにくい」となると、毎日の負担が増えてしまいます。
逆に、少し重くても押しやすければ、普段の移動はラクになることがあります。
だから、本体重量+走行性をセットで考えるのがおすすめです。
双子用ベビーカーは「何歳まで使うか」も考える
購入するときは、「新生児期に使えればいい」と思いがちですが、実際にはもう少し先まで考えておくといいです。
双子が歩けるようになっても、
- 長時間のお出かけ
- テーマパーク
- 旅行
- 疲れたとき
- 寝てしまったとき
など、ベビーカーが必要になる場面はあります。
特に双子の場合、2人とも同時に疲れてしまうことがあります。二人同時に抱っこすることは難しいです。
そのため、対象年齢・耐荷重を確認して、どのくらいの期間使う予定なのかまで考えて選ぶと後悔しにくいです。
私は横型の「ココダブル」を選びました
ここまで横型と縦型について書いてきましたが、わが家が実際に選んだのは、
エアバギー ココダブルでした。

双子が生まれる前は、
「横型って大きそう」
「本当に使いやすいのかな?」
と私もかなり迷いました。
それでも最終的に横型を選んだのは、2人を横並びで乗せられることや、走行性などを考えて、わが家の生活に合っていると思ったからです。
そして実際には、5年間使いました。
もちろん、「ここはちょっと大変だった」という部分もあります。
ベビーカー選びでは、メリットだけではなくデメリットも知っておきたいですよね。
そこで、ココダブルについては別の記事で、
- なぜココダブルを選んだのか
- 実際の使い心地
- 重さ
- 横幅
- 何歳まで使ったか
- 電車移動
- 新幹線移動
- 買ってよかったか
- 使って分かったデメリット
などを詳しくまとめています。
▶ 双子ベビーカーは「ココダブル」を選択。結果、5年間使ってわかったこと
ココダブルを候補にしている方は、こちらもぜひ読んでみてください。
横型に決めたら、次は「どれを選ぶ?」
「横型のほうがわが家には合いそう!」
と思った方は、次に悩むのが、「じゃあ横型の中ではどれがいいの?」ですよね。
横型といっても、重量・横幅・走行性・価格などはそれぞれ違います。
そこで、横型の双子用ベビーカーを4台に絞って比較した記事も作りました。
「横型に決めたけど、どれを買えばいいか分からない」という方はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ|双子用ベビーカーは「自分の生活」で選ぼう
双子用ベビーカーは、横型が正解、縦型が正解というものではありません。
大切なのは、「自分たちは、どこで、どうやって使うのか」です。
最後に選ぶときのポイントをまとめます。
横型が向いている人
- 2人の様子を同時に確認したい
- 2人を横並びで乗せたい
- 走行性を重視したい
- 徒歩での移動が多い
- 横幅が問題にならない環境で使う
縦型が向いている人
- 横幅をできるだけ抑えたい
- 狭い通路を通ることが多い
- 電車や公共交通機関をよく利用する
- 店舗など狭い場所で使うことが多い
- 前後タイプのほうが生活に合っている
そして、どちらを選ぶ場合でも、
①横幅
②重量
③折りたたみサイズ
④対象月齢・耐荷重
⑤走行性
⑥荷物入れ
⑦収納場所
は、購入前に確認しておきましょう。
双子用ベビーカーは決して安い買い物ではありません。
「双子だからこれ」ではなく、「わが家の生活なら、これが使いやすそう」という視点で選ぶのがおすすめです。
わが家は横型のココダブルを選びましたが、今振り返ってみても、双子との生活スタイルには合っていたと思います。
これから双子用ベビーカーを選ぶ方が、納得できる1台に出会えますように。
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