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双子の帝王切開出産体験談|術後大出血・子宮摘出の危機と2人が生まれた瞬間のリアル

この記事でわかること

  • 帝王切開当日の流れと気持ち
  • 生まれた瞬間のリアルな感覚
  • 術後に起きた大出血・子宮摘出の危機
  • MMツイン(最高リスク)とわかった瞬間
  • 術後の回復・入院生活のリアル
  • 退院のときの気持ち

はじめに

双子の出産体験談は人それぞれですが、わが家の出産は予想外のことが重なりました。

術後の大出血・子宮摘出の危機・MMツインの発覚。

怖かった記憶も含めて、リアルをそのまま書きます。同じように双子の帝王切開を控えている方に、事前に知っておいてほしいことも含めてまとめました。


出産までの経緯

東京の病院でTTTSの診断・手術を受け、大阪の病院に転院。実家から2時間の病院での入院を経て、実家から車で30分ほどの出産病院に再転院しました。

出産病院への転院後、初めての受診日に26週で帝王切開の日程が決まりました。

手術の1週間前からむくみがひどく入院していました。夏で暑かったこともあり、病院にいる方が安心感がありました。出産前に何があるかわからず怖かったので、管理入院させてもらえたことは本当に良かったです。毎日子どもの様子を確認してもらえて、家にいるより圧倒的に安心できました。


手術当日

前日は覚えていないくらい普通に過ごしていました。

当日は朝6時過ぎから検温・点滴などでバタバタ。実感がないまま時間だけが過ぎていく感じで、正直早起きがしんどかったです。

前の手術が押していて、予定時間から2時間ほど待ちました。その間に夫と両親がロビーに来てくれていたので、一人で待つよりは気持ちが楽でした。

不安だったこと:

  • 2人が無事に生まれるか
  • 本当に2人もお腹の中にいるのか

それだけが頭の中にありました。


手術室へ

手術室に入ると、いつも検診で診てくれていた先生が執刀してくれることがわかりました。顔見知りの助産師さんもいて、少し安心しました。室内には10人ほどのスタッフがいました。

仰向けに寝てぼーっと天井を見ていると、天井のライトがアルミ製で、お腹の様子がぼんやりと映っていました。真っ赤でした。

先生同士が手術中も普通の会話をしていて、意外と和やかな雰囲気でした。


生まれた瞬間

切開から10分も経たないうちに長女が生まれました。

すぐに「うにゃー」と泣いてくれました。数分後に次女も「うにゃー」と高い声で泣きました。

感動して涙が出る、というよりも、お腹が軽くなった感覚が一番強かったです。

少しして2人を枕元に連れてきてもらいました。見た瞬間の感想は「本当に2人入ってた!」という驚きと、「自分のお腹から出てきたのか?」という不思議な感覚でした。

夫は病院の方針で立ち会えませんでした。


手術中に告げられたこと

生まれてからしばらくして、先生から説明がありました。

2人の卵膜が破れていて、**MDツインではなくMMツイン(一絨毛膜一羊膜双胎)**になっていたとのことでした。

MMツインは一卵性双子の中で最もリスクが高いタイプで、臍の緒が絡まりやすいという特徴があります。実際に臍の緒が絡まっていたことも告げられました。

妊娠中はMDツインと説明を受けていたので、このときが初めて知った瞬間でした。


術後に起きたこと

術後は血圧が70台前半・酸素も90を切りチアノーゼの状態になりました。血栓のリスクがあるとのことで、酸素マスクをつけて病室へ。

痛みはありませんでした。

一番きつかったのは、術後の子宮収縮確認でした。

看護師さんが1時間おきに悪露の様子を確認するために、切ったばかりのお腹を押してくれます。これは事前に聞いていなかったので、最初は本当に恐怖でした。押されるのが一番痛かったです。


大出血・子宮摘出の危機

2〜3回目の確認のとき、自分でもわかるほどの大出血が起きました。

ドクターが3人来て、お腹を押しながら確認。気づけば10人ほどが集まっていました。

「手を突っ込んでも届かないところに塊がある」と言われ、「押して取れなければ機械を入れる。それでも無理なら子宮を摘出する」と告げられました。

別室に移動して、みんなに囲まれながら機械で処置が行われました。処置はうまくいきました。

その後は15分おきにお腹を押され、収縮剤をMAXで入れながら対応。半分意識が飛びながら、気づいたら朝になっていました。

子宮は無事に戻ってくれました。


術後1日目|初めてGCUへ

翌日は少し歩く練習からスタートでした。

ベッドを起こしただけでくらくら。GCUまでは車椅子で連れて行ってもらいました。2人に会えたのは10分ほどだけでした。

もっと会いに行けばよかった、と今でも少し後悔しています。


術後2日目|よぼよぼで廊下を歩いた

翌々日には廊下を歩いて、説明を聞きに行くことができました。

でもよぼよぼで、お腹をまっすぐ伸ばすことができない。歩くのもひと苦労でした。痛み止めを飲みながら、少しずつ回復していきました。

この日から母子同室が始まりました。


生後3日目|母子同室スタート

生後3日目に2人ともGCU卒業、母子同室が本格的に始まりました。

1人は預かってもらいながら、1人ずつ対応するスタイルでした。

初めての赤ちゃんのお世話で、授乳がうまくいかず困りました。出産が重なっていたらしく看護師さん・助産師さんがとても忙しそうで、なかなか教えてもらえませんでした。ナースコールしてもなかなか来てもらえず、お腹が空いて泣く赤ちゃんを前にあたふたしていました。

初めてのお世話は誰でも不安です。遠慮せずどんどん聞くのが正解でした。


退院|久しぶりの太陽

出産から6日後に退院。双子も同時に退院しました。

出産前の管理入院から合わせると、かなり長い入院生活でした。

病院の外に出て久しぶりに太陽を浴びて、夏だったことを思い出しました。

家に帰ってからは不安でいっぱいで、ほぼ眠れませんでした。「これから2人を育てていけるのか」という気持ちでいっぱいの夜でした。


帝王切開の入院準備、持っていって良かったもの

実際に入院して役立ったものをまとめます。

必須:

  • 深履きのパンツ:縦切りだったのでおへそまであるものが必要。傷に当たると激痛です
  • 授乳クッション:寝るときにも授乳のときにも使えた。母子同室が予想より早く始まったので特に助かりました
  • 爪切りセット:入院が長いと爪が伸びます

あると良かったもの:

  • かわいいパジャマ1着(友達が来てくれたときに後悔しました)
  • 大きめのバッグ・紙袋(退院のとき荷物が想像以上に多かった)

まとめ|双子の帝王切開、知っておいてほしいこと

帝王切開は「お腹を切る」というイメージだけで、術後にこんなことが起きるとは思っていませんでした。

大出血・子宮摘出の危機。あの夜のことは今でも鮮明に覚えています。

でも子宮は戻ってくれて、2人とも元気に生まれてくれた。それだけで十分でした。

これから帝王切開を控えている方へ:

  • 術後の子宮収縮確認は痛いです。でも必要な処置です。心の準備をしておいてください
  • 何か異常を感じたらすぐに看護師さんに伝えてください
  • 授乳がうまくいかなくても焦らなくて大丈夫。遠慮せず何度でも聞いてください
  • 退院後は不安でいっぱいになります。それは誰でも同じです

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